猪熊弦一郎現代美術館「妄想ラジオ局」で音響のお仕事

毎年11月23日はMIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の開館記念日(誕生日)ということで記念イベントが開催されています。

毎年テーマがあって、今年は瀬戸芸に合わせて開催していた「大竹伸朗展~網膜」にちなんで「妄想」・・・その中から「妄想ラジオ局」という架空のラジオ番組を作りたいというお話を頂きました。

当日は10時~18時までMIMOCAの学芸員さんがパーソナリティになってゲストを呼んだり、電話中継したり・・・とまさに本物のラジオさながらに「館内放送+Youtube」を行いました。

学芸員さんって、本当にすごい!と実感しました。

僕ら実際のラジオパーソナリティは、大体3分、長くて10分に一度は音楽をかけたりCMに行ったりして区切りをつけるものですが、彼らは専門職とはいえ、学芸員さん同士・アーティストゲストと平気で30分~60分をしゃべり切ります。

しかも「面白い!」

プラネタリウム用の機材では到底足りない為、今回のためにいろいろ備品を買い、マイクはレンタルまでしてもらってようやく揃い、それをすべてインストールしてR&P史上「最大」のお仕事でした。

最初の内は「携帯電話の電波が非常に悪い(二回目以降は嘘のように良好!)」「携帯電話を使っているときはMIXER卓のチャンネルが一つ使えない」、また場所が天井の高いエントランスで音が響くため「気を許すとすぐにハウリングを起こす」「出演者がマイクを意識してくれない(w)」などなど、リハーサルでは見つからなかった不具合が出てきて困りました。

午後になってそのあたりがようやく要領を得て、その後は「パーソナリティ」たちの深くて広いお話を楽しみました(役得!)

こんなノウハウも、これからプラネタリウムにもつぎ込んでいきます!

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