(P)閑話休題・・・ウルトラの星
先日のエントリーで書いた新しい挑戦の中に、モータードライブを使った長時間露光に、さらに別の日の追加露光を加えるという、小さなチャレンジもしてみました。
オリオン座の三ツ星から小三ツ星は、手持ちのカメラとレンズ(135mm)ではちょうどいい画角に入るのでチャレンジしやすいのですが、先日の約70枚(ISO1600で30秒)・・・35分見当では「燃える木星雲」は姿が見え始め「馬頭星雲」は気配もない・・・という状態でした。
それに今度、同じ条件で20枚ほど追加してみました(約90枚=45分見当)。すると、M42(オリオン大星雲)はかなり見栄えがするようになりましたし、馬頭星雲もうっすらと見え始めましたね。
露光をかけるとそれなりに星雲たちが見えてくることも確認できたので、これから晴れた日には少しずつでも追加撮影をして星雲たちをあぶりだしてやりたいです。
ところで、その写真の片隅に、ぼんやりと扇型の白い光が見えました。かなり端っこなのでレンズの「収差」かなと思ったのですが、ほかにそんなにぼやけた星がないので変だなと思ったら、これはなんと「M78星雲」・・・そうウルトラマンの故郷でした!
ただ、このM78星雲は単なるガスの雲で、近くの星の光を受けて光っているだけ。だからここにウルトラマンの星はありません。もちろんウルトラマンは宇宙人なので、「地球で活動するにあたって人の形に変身した」エネルギー生命体かもしれません。
なんせ、ウルトラマンの星は「光の国」ですからね。
