只今、グレードアップ中!

子供の頃、名古屋科学館のプラネタリウムに行くと、入ったばかりではドーム全体が薄明るくなっており、ドームの下端にはぐるりと名古屋の街が「シルエット」で描かれていました。それをプラネタリウムの用語では「スカイライン」といいます。

当時はまだ全天周映像などない時代なので、そのスカイラインとは「影絵」のようなもので、テレビ塔やビル街、名古屋港の工場地帯の煙突があったり海上に船が浮かんでいたり・・・それはそれで味があるものでした。

なぜかそれが一切無くなって味気ない感じになっていた時期もありましたが、ほどなく復活しました。そのシルエットがなかった時と同じ状態なのが、今のEstrellaのプラネタリウムです。

でも発足前に見学に行った阿南市の科学センターや東京の六都科学館のプラネタリウムでは施設の周りの風景でスカイラインが投影されていました。もちろん、僕のベースである「さぬきこどもの国」でも、目の前の高松空港の風景が広がるところからスタートします。

阿南市の科学センターでお話を聞いた時には「RICOH・THETA」で撮った写真で作ったとは聞いていましたので、それを入手するまでは・・・と我慢していました。

が、ふと気が付くと投影用のレンズはCANON用の魚眼レンズであり、ならば手持ちのCANON 5D(フルサイズ)に付ければスカイラインができるのではないか・・・と思い立ちました。

結果、まだ実験段階ですが、とりあえず「真昼間の街に満天の星空」が登場しました!

なんとシュールな・・・

これからソフトメーカーと相談して、次の5月18日、天体望遠鏡博物館でのボランティア上映までに完成させたいと思います。

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