高松国分寺ホールで投影を行いました(第四弾)

3月25日(水)、高松国分寺ホールで投影を行いました。なんと、ここで4回目の投影です。

ありがたいことに午後からの3回はほぼ定員一杯で、15:00(30人強)、17:00(30人弱)、19:30(25人)と、80人強の皆さんにお越しいただきました。春休みに入っていることもあって、子供たちのご来場も多く、うれしいですね。

毎回、前半の「今夜の星空」は簡単なのですが、「季節の変わり目」は難しいことがあります。というのは「今夜の星空」というのは大体「薄明が終わる」ころ・・・日没の1時間後くらいに設定しますが、その時間に見える星座というのは「春だから春の星座」とはいかないのです。今頃は20:00頃でも南の空の真ん中(星座の一等地です)に見えるのはまだ冬の星座がメインです。

そして春の星座はまだ東の空から登ってきたばかりで、星座によってはまだ登っていないものもある状態・・・

ですから話の途中で「時間を進める」などの演出が必要になります。幸い今回はうしかい座・おとめ座は上っていたので「冬の大三角」を駆け足で、北斗七星からアークトゥルス~スピカへの「春の大曲線」を説明することができました。

さて、問題は後半に何を紹介するか・・・です。高松国分寺ホールでの定番コンテンツは初回投影時の「国分寺隕石」ということになりますが、毎回するわけにもいきませんね。二回目は年末だったので「南の国へ!」、三回目は「国分寺隕石(改訂版)」・・・さて四回目。

月食は終わったばかりだし、四月にやってくる「MAPS彗星」は北半球ではほほ見えない彗星ですし、「PanStarrs彗星」は一昨年の「紫金山・アトラス彗星」ほど明るくはない彗星だから一般にお勧めするにはちょっとマニアックすぎます。目立った流星群もありません。

さあ困った・・・と思っていると、にわかにSNSに「アルテミス計画」の記事が増えてきました。

アルテミス計画とは、NASA(アメリカの航空宇宙局)が中心となって、日本のJAXAも深く関係している新しい「月面探査計画」です。その二号機はもともとは昨年秋に打ち上げ予定だったものが、機材トラブル・天候不順で二度延期されて投影直後の4月1日に打ち上げる予定になっていたのです。

しかも今回は半世紀以上前の「アポロ計画」以来、初めての「有人飛行」で、4人の宇宙飛行士が搭乗。また3号以降では日本人宇宙飛行士が月に降り立つかもしれませんし、その時使う「月面探査車」は日本のトヨタ自動車が作ることが決まっています。

これだ!・・・と思ったのもつかの間、いつものようにスライドショーではダイナミックさがないと思い、「動画」を使うことを決めました・・・が問題は動画のコンテンツです。

ラジオマンの僕には動画を作るスキルはありません。また動画(写真・音楽もですが)には「著作権」というものがあり何でもかんでも勝手に使うことはできません。ところがNASAのコンテンツのほとんどは「国民の共有財産」ということで著作権は主張していないのです!素晴らしい!

さっそくアルテミス計画の全貌をわかりやすく、短く(5分以内)で紹介している動画を選んでダウンロードしました。でもこれでは解説はすべて英語なので、きっとみなさんチンプンカンプンでしょう。

音を絞って生で紹介することもできるでしょうがテンポの速い動画に追いつける自信がありません・・・じゃあということで動画の音声を吹き替えにすることに。これは僕の専門分野ですから!

新しいBGMもつけて完成した日本語版の動画・・・なかなか好評のようで、帰り際に「アルテミス計画のことがよくわかりました!」と女性の方に声をかけられました。うれしいことです。

さて、4月1日(日本時間の2日朝7時過ぎ)、アルテミス2号は無事にケネディ・宇宙センターから打ちあがりました。

僕はアポロ計画の当時6歳で、それで世界が沸いていたことなど全く知らなかったのですが、今回はインターネットでその一部始終も見ることができました。

これからNASAからはリアルタイムで地球周回軌道~月への慣性飛行、月の周回軌道からの映像がリアルタイムで送られてくるでしょう。しかも最新技術による鮮明な動画で・・・それに今のフライト・ディレクターは女性なんですね。かっこいい!

アルテミス計画は月探査は、その先の「火星探査」の足掛かりです。今回プラネタリウムを見てくれた子供たちが大人になるころには、夏休みの旅行先が月になってるかもしれないと思うとワクワクしませんか?

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