(P)紫金山・アトラス彗星、再チャレンジ

先日のC/2023 A3 紫金山・アトラス彗星は近日点通過直前の姿でしたが、朝方の観測期が終わる前にもう一日、朝が晴れそうな日があったので再チャレンジしました。それは10月1日で、今度は近日点通過後の姿を見ることになります。これは見事な彗星になりましたね!次のプラネタリウム上映ではこの写真を使うことになりそうです。
前回はカメラのモニターでも見えなかったのですが、今日は見えていました。ただ、相変わらず肉眼では見えません。この時が3等級位といわれていたのですが、ヘールボップのような「眼視彗星」になるにはやはり2等級からマイナス等級位にならないといけないのでしょうか。とすれば、僕もプラネタリウムで期待をあおりすぎるのは罪作りなことかもしれませんね。
この朝以降は台風の影響もあり、また香川は雲に覆われてしまいましたし、これからは太陽に近づきすぎるため観測には不適な時期に入ります。この後は12日ごろには地球に大接近し、そこから数日が一番ダイナミックな姿が拝めるのかもしれません。
今度は夕方、そこそこ高いところまで上がってくるらしいので、赤道儀を使った長時間露光にチャレンジしてみたいと思います。