移動プラネタリウムが出てくる映画
瀬尾まいこ原作・三宅唱監督、松村北斗・上白石萌音主演作品「夜明けのすべて」という映画に「移動プラネタリウムが出てくるよ」と聞いたので、今日は仕事を特急で仕上げてイオン高松東に見に行きました。
ストーリーは「パニック障害」を患う男の子と「PMS」に悩む女の子が、会社の仲間の支えの中でお互いを理解していくもので、その中の重要なツールとして移動プラネタリウムが据えられていました。
パニック障害とPMSへの理解・・・という部分では僕は十分消化したとは思えないけれど「自分の内なるコントロールできない物」としての障害と「自分の外にあるコントロールできない物」としての宇宙を考えることで主人公たちが歩み寄っていくという流れは共感出来ました。宇宙を考えると、日頃の悩みなんてちっぽけに感じますからね。
子供向けの理科教材を作っている小さな会社の移動プラネタリウムにしては、立派な五藤光学の光学式を使っていたことにはびっくりしましたが(笑)それよりも「感情の通ったプラネタリウムの解説」という部分に於いて大変参考になりました。
ベルリン映画祭で高い評価を得た作品らしいですが、機会があればBlue-rayなどになった時見てみてはいかがでしょうか。
https://yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp/